①東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターについて
弊所では、社会科学の実証研究を支援することを目的として、我が国で実施された統計調査、社会調査の個票データを収集・保管し、学術目的での二次分析のために提供するSSJデータアーカイブを運用しております。
社会調査は多くの調査関係者の努力や、調査対象となった方の協力を得て行われます。調査データをデータアーカイブへご寄託いただくことは、多額の経費と時間をかけて得られた貴重なデータを有効活用し、二次分析の進展に寄与することなどを通じて、今後の我が国の社会調査の水準の向上に役立ちます。また、個票データの二次分析が進むことで研究機関の調査が抑制されれば、結果として、調査を受ける方の負担を減らすことにもつながります。
②個票データ寄託のお願い
みなさまの行われた社会調査の個票データに関しましても、ご寄託をご検討いただけますと幸いです。データ寄託のメリットとしましては、以下4点が挙げらます。
・データの公開をお考えの場合、それに費やす業務、人的・金銭的コストを削減できる
・多くの社会科学系研究者が弊所のホームページにアクセスし、データの所蔵に関して検索を行っているため、データ社会的認知や利用件数を向上させることができる
・担当者の交代などによるデータの紛失を防ぎうる
・民間研究機関にご所属の方の場合は、データの寄託により、弊所で公開中のデータの利用やセミナーの受講が可能になる(データ利用の対象者は、原則として大学又は公的研究機関の研究者、教員の指導を受けた大学院生となっております)
寄託の手続きに関しましては、以下のWEBサイトに詳細がございますので、宜ければご覧ください。もしご寄託いただける場合や、寄託にあたってのご相談がある場合は、ssjda@iss.u-tokyo.ac.jpにご連絡をいただけましたら、より詳しいご案内をさせていただきます。
ご検討のほどよろしくお願いします。
寄託の手引き
https://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/06c1aa0f985d8ebb354fd05b119cfa871b9323cf.pdf