会長再任のごあいさつ

上智大学 酒井 朗

 

 前期に引き続き、会長を拝命いたしました。今期も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。前期の学会運営では、多くの皆さまにご協力をいただき、無事に活動を進めることができました。改めて心より感謝申し上げます。また、今期に各部署をお引き受けくださった皆さまにも、この場を借りてお礼申し上げます。

 

 2年前の法人化以降、本学会は一般社団法人のルールに則り運営しています。その過程で、会計処理や規則の整備など、これまでの仕組みを見直してまいりました。発足当初は会費納入手続きの遅れなどでご不便をおかけしましたが、現在は運営も落ち着き、事務も発足当初よりは安定してきたかと思います。
 今期は、学会の活動をさらに活性化し、社会への発信力を高めていくために、前期に引き続きいくつかの重点的な取り組みを進めていきます。

 

 第一に、各地区での研究活動を支援します。前期に設置した「地区活動検討特別委員会」の報告を踏まえ、今期は実際に各地区に担当代議員を置き、研究活動を支援してまいります。シンポジウムやセミナー、交流イベントなどを企画できるようサポートします。特別会計を原資として、2年間で各地区に上限20万円を支給する予定です。各地区で無理のない範囲で活動を展開していただければと思います。今期からは、この事業を統括する「地区活動担当理事」のポストも新設しました。

 

 第二に、若手研究者の支援をさらに充実させます。若手研究者交流会の開催など、会員の研究力支援の取り組みとともに、研究者間のネットワークの構築や研究活動の発信力の強化にも努めていきたいと考えています。
 第三に、国際化の推進です。会員の国際的な研究活動を支援するため、オンラインセミナーの実施などを引き続き行っていきます。また、昨年度に試行的に実施したオンライン国際会議を継続し、その運営上の課題を検討しながら、今後の展開を図ってまいります。

 

 このほか、会員の研究倫理に関する新たな規程の策定を検討するとともに、いくつかの懸案事項についても引き続き検討・実施していく予定です。学会は、会員同士がつながり、学術交流を深める場であると同時に、研究成果を社会へ発信するための大切な基盤でもあります。皆さまとともに、より開かれ、活気ある学会をつくっていければと思います。
 引き続きご支援・ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。