教育社会学研究 第112集
発行日:2023年8月10日
特集:
ポストコロナ時代の教育社会学
目次
【特集 ポストコロナ時代の教育社会学】
コロナ禍の教育調査とEIPM:行政と研究者の相互学習によるエビデンス形成
中村 高康・苅谷 剛彦・多喜 弘文・有海 巧巳 ▶ 5
教師の生きられた経験と専門職としての資本:コロナ感染拡大期の学校における意思決定に着目して
伊勢本 大・白松 賢・梅田 崇広・藤村 晃成 ▶ 31
追跡調査からとらえるコロナ禍下の移民第二世代:仕事・家族・差別に注目して
坪田 光平・清水 睦美・児島 明 ▶ 53
コロナ禍の学校臨時休業によるラーニング・ロスの実証的検討:令和3年度 文部科学省 全国学力・学習状況調査の分析から
中西 啓喜 ▶ 77
学校行事の中止・縮小は教師に何を気づかせたのか:コロナ禍における高等専修学校の事例研究
伊藤 秀樹 ▶ 97
コロナ禍におけるアメリカの大学
福留 東士 ▶ 119
【論稿】
学校教育における正統な教育実践の組織化過程:小学校における農業体験学習を事例として
渡邉 綾 ▶ 147
私立大学に対する定員管理厳格化政策による地方分散の趨勢:入学定員充足率の時系列データを用いた再検討
松宮 慎治・中尾 走・樊 怡舟 ▶ 169
【書評】
木村育恵氏の『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』の書評に応えて
寺町 晋哉 ▶ 191
【課題研究報告】
Ⅰ 教育社会学は学力政策に貢献できるのか?
▶ 193
Ⅱ 職業と教育の関係再考:専門学校を事例として
▶ 197
Ⅲ 多様な子どもの「支援」を教育社会学はどう見るか:外国につながる子ども・障害をもつ子ども・不登校の子どもの研究の対話
▶ 200
【学会賞選考委員会報告】
204
投稿規定
▶ 208
日本教育社会学研究倫理宣言
▶ 210
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