大型共同研究プロジェクト「全国学力・学習状況調査の個票データ二次分析」
参加者募集およびオンライン説明会開催のご案内
日本教育社会学会大型プロジェクト特別委員会
大型プロジェクト特別委員会では、法人化を契機に会員サービスと学会の社会的プレゼンスの向上を目指すという趣旨のもと、学会員による大規模な共同研究プロジェクトの検討を進めてきました。その試行的な取り組みとして、「全国学力・学習状況調査の個票データ二次分析」を1つのテーマに据え、参加者を募集し、プロジェクト組織を構成する運びとなりました。
そこで、本委員会では、プロジェクトテーマ(A)「全国学力・学習状況調査の個票データ二次分析」について、参加者を募集します。あわせて、参加者募集に関するオンライン説明会を、下記要領で開催いたします。関心のある会員の方はぜひ参加をご検討ください。
【オンライン説明会日時】
2025年2月8日(土)10:00〜11:00(1時間程度を予定しています)
【オンライン説明会URL】
https://us02web.zoom.us/j/83996177894?pwd=RgwIxmoXLZKZwbMCDgD5YSCHeZ1ozC.1
【オンライン説明会のスケジュール】
10:00~10:05 大型プロジェクト特別委員会委員長挨拶
10:05~10:30 プロジェクトの趣旨・募集要項等の説明
10:30~11:00 質疑応答
【プロジェクトの趣旨】
2017年から文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査の個票データの研究者への貸与が開始されました。貸与されるデータの範囲も徐々に拡大しており,現在は教育社会学会の会員がもっとも関心を示すであろう「保護者に対する調査」も貸与の対象となっています。その一方でデータ貸与のハードルは高く,申請者が所属する機関に求められる機密保持の要件を満たすことが容易ではないことから,実際にデータにアクセスできる研究者(あるいは大学院生)が限られているのが現状です。
このような事情を鑑み,本プロジェクトでは複数の研究者・大学院生で研究チームを組み,全国学力・学習状況調査の個票データの二次分析を行うプロジェクトを立ち上げます。プロジェクトでは,関東(拠点:東京大学)・関西(拠点:大阪大学)・九州(拠点:福岡教育大学)で研究チームを組織し,それぞれの拠点で個票データの二次分析を行う予定です。全国学力・学習状況調査という全国レベルの貴重なデータを利用した分析を行い,学力格差の実態や変化について学会として分析・発信していくことを通して,教育社会学会の社会的プレゼンス向上を目指します。
なお,本プロジェクトは基本的に個票データの二次分析を想定していますが,文部科学省が定めるガイドラインを踏まえた上で,たとえば「効果のある学校」のような量的・質的研究を行うことも不可能ではありません。
【募集要項・申請書様式・申請フォームURL】
以下のリンクからご確認ください。
- 大型共同研究プロジェクト(全国学力・学習状況調査の個票データ二次分析)実施計画・参加者募集要項
- 参加申請書
- 参加申請フォームURL(ここから参加申請・参加申請書アップロードを行ってください)
【参加申請期間になりましたら、URLを表示します。】
【その他】
参加ができなかった会員の方のために、説明会当日に行われた質疑応答について、Q&Aの形で後日公開しますので、申請の際の参考にしてください。